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焦秉貞

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美術人名辞典の解説

焦秉貞

清代初期の宮廷画家。山東済寧の人。字は爾正。天文暦法を司る欽天監の五官正となったが、画を能くし宮廷に祗候した。西洋画の遠近法を伝統的山水画に加味した折衷様式をつくる。花卉・人物画も能くした。康熙年中(1662~1722)に活躍。

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうへいてい【焦秉貞 Jiāo Bǐng zhēn】

中国,清朝初期の宮廷画院画家。生没年不詳。山東済寧の出身。イエズス会宣教師が長として任用された欽天監(きんてんかん)(天文,暦法,時計の3科をつかさどる)に勤めた縁で,西洋画法を学び,画家として活躍した。康熙帝の御製詩に付して透視遠近法を用いて描いた《耕織図》46幅は帝の意にかない,1696年(康熙35),1712年の2度にわたって内府で版刻され,広く民間にも流布した。【古原 宏伸】

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

焦秉貞
しょうへいてい
Jiao Bing-zhen

中国,清の宮廷画家。済寧 (山東省) の人。官は欽天監五官正。画院画家としては花卉,人物を得意とし,他方,西洋画法を取入れた。康煕 35 (1696) 年,勅命により版行した『耕織図』は著名。

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世界大百科事典内の焦秉貞の言及

【耕織図】より

…日本にも室町時代に伝わり,狩野之信(ゆきのぶ)はじめ障壁画の題材とされ,1676年(延宝4)狩野永納の模刻本もできた。清の康熙帝は,宮廷画家焦秉貞(しようへいてい)に命じ,西洋画風の遠近法をとりいれた,それぞれ23景の耕図,織図をえがかせ,御製の七言詩も加えて1689年(康熙28)に《佩文斎(はいぶんさい)耕織図》として刊行した。これは日本の浮世絵にも影響を及ぼしている。…

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