煩累(読み)ハンルイ

デジタル大辞泉 「煩累」の意味・読み・例文・類語

はん‐るい【煩累】

わずらわしくめんどうな物事。「世俗煩累を避ける」
「自分達の命令を奉じて働いた配下に―を及ぼしたくないと」〈鴎外堺事件

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煩累」の意味・読み・例文・類語

はん‐るい【煩累】

  1. 〘 名詞 〙 わずらわしくうるさいこと。また、その物事。面倒。
    1. [初出の実例]「汝がために多少の煩累多少の不便を忍びて某(それ)の事をなす人あらば、そは真の友誼ある人なり」(出典:智慧袋(1898)〈森鴎外〉友誼上の犠牲)
    2. [その他の文献]〔釈曇遷‐緇素知友祖道新林詩〕

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普及版 字通 「煩累」の読み・字形・画数・意味

【煩累】はんるい

面倒。

字通「煩」の項目を見る

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