熊沢善庵 くまざわ-ぜんあん
1845-1906 明治時代の化学者。
弘化(こうか)2年生まれ。大槻磐渓(おおつき-ばんけい),伊東玄朴(げんぼく),坪井信良(しんりょう)にまなぶ。明治3年大学南校少助教。ドイツ留学後,東京開成学校教授をへて,10年東京大学医学部助教授となる。18年官職を辞し,東京薬学校(現東京薬大)教授,大阪セメント技師長などをつとめた。明治39年8月8日死去。62歳。江戸出身。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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