熊渡村(読み)くまわたりむら

日本歴史地名大系 「熊渡村」の解説

熊渡村
くまわたりむら

[現在地名]三川村上戸谷渡かみこやど 熊渡

阿賀野川左岸にあり、南に長谷ながたに村、阿賀野川対岸の東に石戸いしと村、対岸の西に石間いしま村がある。文禄三年(一五九四)七月の蒲生氏高目録帳(内閣文庫蔵)には、「石堂 熊渡 六十六石二斗四升」とあり、給人は平左。元禄郷帳では四四石七斗余。文化年間(一八〇四―一八)の家数二五、石戸村への船渡があった(新編会津風土記)。明治八年(一八七五)の戸数二九・人口一五六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android