熟年(読み)じゅくねん

精選版 日本国語大辞典 「熟年」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ねん【熟年】

〘名〙
① ひでりや水害などがなく、順調に収穫が得られる年。豊年
三箇院家抄(1469頃)四「合百二十石四斗四升八合二勺〈熟年定也。反別六斗定〉」
人間として成熟した年代。一九七〇年ごろにつくられた語で、はじめ老年の意で用いられ、その後、五〇代を中心とした中年と老年のあいだの世代をいうようになった。

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デジタル大辞泉 「熟年」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ねん【熟年】

人生の中で、成熟した年代。1970年ごろにつくられた語で、はじめ老年の意、次いで中高年の意で用いられるようになった。「熟年層」
[類語]中年実年中高年初老

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