熟識(読み)ジュクシキ

デジタル大辞泉 「熟識」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐しき【熟識】

[名](スル)
十分に知りつくすこと。熟知
「そのすところの事を―する為の方法なり」〈中村訳・自由之理
よく知っている人。親しい人。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「熟識」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐しき【熟識】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) よく知っていること。くわしく知ること。熟知。
    1. [初出の実例]「又常人にても、我国案内の人乗組来たり、長崎湊内の事も熟識する者多かるべし」(出典:捕影問答(1807‐08)後)
    2. [その他の文献]〔福恵全書‐蒞任部・謹関防〕
  3. 深く知っている人。したしい友人親友。なじみ。
    1. [初出の実例]「韓公子、斉舎人その外熟識(シュクシキ)(〈注〉ネンゴロ)の家に、許多箱籠寄与(あつけ)をきけるが」(出典:通俗赤縄奇縁(1761)四)

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普及版 字通 「熟識」の読み・字形・画数・意味

【熟識】じゆくしき

熟知する。

字通「熟」の項目を見る

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