デジタル大辞泉 「熱海殺人事件」の意味・読み・例文・類語 あたみさつじんじけん【熱海殺人事件】 つかこうへいの戯曲。昭和48年(1973)文学座が初演。翌年、第18回「新劇」岸田戯曲賞(後の岸田国士戯曲賞)受賞。三流の殺人犯を、刑事木村伝兵衛が一流の殺人犯に仕立て上げていく過程を描いた不条理演劇。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「熱海殺人事件」の解説 熱海殺人事件 つかこうへいによる戯曲。初演は、劇団文学座(1973年)。1974年、清水邦夫の『ぼくらが非情の大河をくだる時』とともに、第18回「新劇」岸田戯曲賞(のちの岸田国士戯曲賞)を受賞。受賞時の年齢25歳は、その段階での岸田賞史上最少齢。その後つか自身により小説化。映画化作品もある。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報