燐酸固定(読み)りんさんこてい

最新 地学事典 「燐酸固定」の解説

りんさんこてい
燐酸固定

phosphate fixation

土壌に加えたリン酸イオンが鉱物による吸着やリン酸塩の沈殿生成反応などによって固定される現象。カオリン鉱物末端や,鉄あるいはアルミニウム鉱物に結合している水酸基およびアルミニウム─腐植複合体に強く吸着する。鉄やアルミニウム鉱物上で,非晶質のリン酸鉄やリン酸アルミニウムの表面沈殿が形成する場合もある。火山灰土沖積土に比べて,アロフェンや結晶性の低い鉄鉱物を多く含み,リン酸固定能が強い。カルシウムを多く含むアルカリ土壌では難溶性のリン酸三カルシウムやりん灰石などが沈殿生成する。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 牧野

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む