カオリン鉱物(読み)カオリンこうぶつ

百科事典マイペディア 「カオリン鉱物」の意味・わかりやすい解説

カオリン鉱物【カオリンこうぶつ】

粘土鉱物一群カオリナイトナクライト,ディッカイト,ハロイサイト総称。化学成分は同じで互いに多形の関係。微細な結晶として産する。風化および熱水作用生成カオリン鉱物を主成分とする残留粘土,沈積性粘土をカオリン(高嶺土とも)といい,陶磁器原料などになる。
→関連項目陶土リモージュ蝋石

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関連語 上原

最新 地学事典 「カオリン鉱物」の解説

カオリンこうぶつ
カオリン鉱物

kaolin ,kaolin mineral

2八面体型の1:1層からなる層状珪酸塩鉱物。四面体陽イオンはSi,八面体陽イオンはAlからなるAl2 Si2O5OH4の理想式をもち積層様式の異なるカオリナイト,ディッカイト,ナクライトと1:1層の層間に水分子を含むハロイサイトがあり,これらを合わせてカオリン鉱物と呼ぶ。層間水を含み10Åの底面反射を示すハロイサイト-10Å,層間水が脱水し7Åの底面反射を示すハロイサイト-7Åは別種とされる。2022年IMAの命名委員会により前者はハイドロハロイサイト,後者はハロイサイトに名称が変更された。

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