しょく‐せん【燭剪】
- 〘 名詞 〙 ろうそくの心(しん)の燃えさしを切る器具。しんきり。
- [初出の実例]「先をはさみ切て、少時持て蝋燭の火を見定めて〈略〉しょくせんなくは、笄小刀にてもとるへし」(出典:三議一統大双紙(15C前)法量門)
- [その他の文献]〔紅楼夢‐二九〕
そく‐せん【燭剪・燭翦】
- 〘 名詞 〙 ( 「そく」は「燭」の呉音 ) 蝋燭(ろうそく)の芯(しん)を切る道具。しんきりばさみ。しんきり。しょくせん。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「燭剪」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の燭剪の言及
【燭台】より
…銅製のほか,黄銅製,銀製,陶製あるいは木製漆塗に蒔絵が施されたものなどが作られた。芯切は燭剪(しよくせん)とも書き,文亀本の《饅頭屋本節用集》にもみえる。なお手持ちの燭台を手燭(てしよく)といい,銅製のものが多く作られた。…
※「燭剪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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