燭剪(読み)しょくせん

精選版 日本国語大辞典 「燭剪」の意味・読み・例文・類語

しょく‐せん【燭剪】

〘名〙 ろうそくの心(しん)の燃えさしを切る器具しんきり。
※三議一統大双紙(15C前)法量門「先をはさみ切て、少時持て蝋燭の火を見定めて〈略〉しょくせんなくは、笄小刀にてもとるへし」 〔紅楼夢二九

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「燭剪」の読み・字形・画数・意味

【燭剪】しよくせん

芯切り。

字通「燭」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の燭剪の言及

【燭台】より

…銅製のほか,黄銅製,銀製,陶製あるいは木製漆塗に蒔絵が施されたものなどが作られた。芯切は燭剪(しよくせん)とも書き,文亀本の《饅頭屋本節用集》にもみえる。なお手持ちの燭台を手燭(てしよく)といい,銅製のものが多く作られた。…

※「燭剪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android