コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

爆鳴気(読み)バクメイキ

百科事典マイペディアの解説

爆鳴気【ばくめいき】

狭義には,水素2容積と酸素1容積との混合気体。点火すると爆音を発して反応し水となり,多量の熱を発生する。塩素1容積と水素1容積の混合気体も点火すると同じように爆発するので,爆鳴気と呼ぶことがある。その場合は,前者を酸水素爆鳴気,後者を塩素爆鳴気といって区別する。
→関連項目水素

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

大辞林 第三版の解説

ばくめいき【爆鳴気】

水素二体積と酸素一体積との混合気体(水素爆鳴気)。点火すると、爆音を発して化合し、水を生ずる。その際、多量の熱を発する。また、水素一体積と塩素一体積との混合気体(塩素爆鳴気)も、同様にして塩化水素を生ずる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

爆鳴気
ばくめいき
detonating gas

一般に点火すると急激に反応し、熱や光とともに爆音を発するような混合気体をいう。水素2容積と酸素1容積との混合ガスをいうことが多い。とくに酸水素爆鳴気ともいう。この気体に点火すると轟音(ごうおん)を発して爆発し、化合して水蒸気を生成し、多量の熱を発生する。水蒸気1モルが生成するとき、計算上では58.3キロカロリーの熱を発生して温度は4000℃以上に、また圧力は10気圧以上になる。塩素と水素の一対一混合ガスも点火すると同じように爆発するので塩素爆鳴気とよばれている。[中原勝儼]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の爆鳴気の言及

【連鎖反応】より

…塩素と水素の反応では連鎖の長さは104~106に達する。水素と酸素の2:1の混合気体は爆鳴気detonating gasと呼ばれ,点火により反応は爆発的に進行する。この反応は次のような経路で進む典型的な連鎖反応である。…

※「爆鳴気」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

鑑定留置

被疑者・被告人が精神障害などで刑事責任能力を問えない可能性がある場合に、精神・心身の状態を鑑定するため、被疑者・被告人を病院などの施設に留置すること。捜査機関が裁判所に請求し、認められた場合に、期限を...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android