デジタル大辞泉
「片帆」の意味・読み・例文・類語
かた‐ほ【片帆】
1 片方の帆。
2 横風を受けて帆走するとき、風をはらませるために、帆を一方に傾けて張ること。→真帆
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かた‐ほ【片帆】
〘名〙
① 帆の片方。片方の帆。
※仲文集(992頃)「播磨潟こなたかなたに漕ぐ舟はかたほなりとも惜しむ我哉」
② 船が横風を受けて帆走するときの帆の
状態をいう語。横風を受けて進めるように帆を斜めに
片寄らせて張るところから付けられたもの。追い風で帆走する場合の
真帆(まほ)に対していう。
へん‐ぱん【片帆】
〘名〙 船の帆を一方に傾け、風をはらませること。また、そのような帆のある船。かたほ。
※凌
雲集(814)早舟発〈
仲雄王〉「浦辺孤樹遠、天際片帆征」 〔李頎‐李兵曹壁画山水各賦得桂水帆〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「片帆」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報