精選版 日本国語大辞典 「片撞木」の意味・読み・例文・類語 かた‐しゅもく【片撞木】 〘 名詞 〙 盲人の突く撞木杖(しゅもくづえ)の一種。曲尺形のもの。検校(けんぎょう)以上の者に使用を許される両撞木杖に対して、勾当(こうとう)の者が持つことを許されたもの。これらに対して座頭(ざとう)は普通の棒を突く。[初出の実例]「白袴に片(カタ)しゅもくの杖杉本勾当とて御歴々様へも御鍼をあぐる」(出典:談義本・水灌論(1753)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例