最新 地学事典 「物理測地学」の解説
ぶつりそくちがく
物理測地学
physical geodesy
測地学のうち,重力や鉛直線偏差など,おもに物理的な観測量を基に地球の形状や重力場の理論を扱う学問分野。測地学は,ときに幾何測地学と物理測地学とに大別されるが,前者はおもに電波や光学的方法によって地球表面の幾何学的な形状を決めること,後者は重力場測定により等重力ポテンシャル面としてのジオイドの形状を決めることが基礎となる。一方,GNSSと水準測量との組合せでジオイド高が得られるなど,両者の区別は厳格でない。
執筆者:福田 洋一
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

