物論(読み)ブツロン

デジタル大辞泉 「物論」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ろん【物論】

人々の間で行われる論議。また、その騒ぎ。物議。「物論が沸騰する」

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精選版 日本国語大辞典 「物論」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ろん【物論】

  1. 〘 名詞 〙 人々の論議。世人評論。物議。
    1. [初出の実例]「物論多時帰盛徳、未長詠卜居篇」(出典:蕉堅藁(1403)薫自南新居有詩見寄、聊用其韻答之)
    2. [その他の文献]〔晉書‐謝安伝〕

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普及版 字通 「物論」の読み・字形・画数・意味

【物論】ぶつろん

世論世評。〔石林燕語、八〕端拱の初、宋伯知擧となり、二十人を取る。物論喧然(けんぜん)たり。以爲(おも)へらく、材多しと。~是(ここ)に於て再び九十九人を取る。

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