デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「物部雄君」の解説 物部雄君 もののべの-おきみ ?-676 飛鳥(あすか)時代の官吏。大海人(おおあまの)皇子の舎人(とねり)。壬申(じんしん)の乱の前,私用で美濃(みの)(岐阜県)におもむき,近江(おうみ)朝廷側が人をあつめ,武器をとらせていることを知る。この報告をうけて皇子は挙兵。天武天皇5年6月死去。没時,功により内大紫位をあたえられ,氏上(うじのかみ)となった。氏は朴井(えのい)ともいう。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例