特化(読み)トッカ

デジタル大辞泉 「特化」の意味・読み・例文・類語

とっ‐か〔トククワ〕【特化】

[名](スル)ある特定部分重点を置くこと。業務内容を限定し、専門化すること。「財政政策特化した政策論議」「品揃えを若者向きに特化する」「M&A特化した投資銀行
[類語]特殊ガラパゴス化

とく‐か〔‐クワ〕【特化】

[名](スル)とっか(特化)

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精選版 日本国語大辞典 「特化」の意味・読み・例文・類語

とっ‐かトククヮ【特化】

  1. 〘 名詞 〙 一国産業構造や輸出構成において、特定の産業もしくは商品が、相対的に大きい比重を占めている状態をさす。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特化」の意味・わかりやすい解説

特化
とっか

国際分業」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の特化の言及

【リスク・マネジメント】より

…また,問題・対象別には,カントリー・リスク,ビジネス・リスク,倒産リスク,貸倒れリスク,為替リスク,マリン・リスクなどの種類がある。 リスク対策の方法としては,分散(製品の多角化,多数証券への分散投資など),分担(合弁事業によるリスクの分割など),保険,リダンダンシーredundancy(故障時のための同一コンピューターの重複保有など),転嫁(為替の予約など)などが存在しているが,リスク回避の原理は,結合consolidationと特化specializationとに大別される。前者は,統計上の〈大数の法則〉にもとづき,多数のものを組み合わせて非組織的リスクを消去しようとするものである。…

※「特化」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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