日本の技術やサービスなどが、世界標準とは異なる形で国内市場に最適化するように独自の発展・進化を遂げていること。大陸から隔絶された南米のガラパゴス諸島で、生物が独自に進化したことになぞらえた表現である。ガラパゴス化の代名詞とされるのがフィーチャーフォンで、最近では、日本独自の進化を遂げるフィーチャーフォン(ガラケー)と同様の日本独自の機能をもった日本メーカーのスマートフォンを「ガラスマ」と称することもある。また、総務省が管轄する放送・通信に関わるジャンルにおいては国際標準とは異なる形で独自に発展した規格が多く、NHKのハイビジョン放送、地上デジタル放送に組み込まれた独自のプログラム言語によるデータ通信サービスなどがこれにあたる。このほか、カーナビゲーションシステムや非接触型ICカード、パーソナルコンピュータなどの分野もガラパゴス化している。
[編集部]
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...