精選版 日本国語大辞典 「特恩」の意味・読み・例文・類語 とく‐おん【特恩】 〘 名詞 〙 特別の恩恵。異例の恩沢。[初出の実例]「此時御家人の中、災にかかれる人々も多かる中に、かかる賜物ある事は、特恩に出し所なりき」(出典:随筆・折たく柴の記(1716頃)上)[その他の文献]〔蘇轍‐論梁惟簡除遙郡刺史不当状〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「特恩」の読み・字形・画数・意味 【特恩】とくおん 特別の恩賜。〔旧唐書、懿宗紀〕(咸通五年制)湖南・桂州は、~の兵馬綱、經せざる無し。頓(には)かに逓して供承するに、動(や)やもすれば差配(誤配)多し。傷(てうしやう)轉(うた)た甚だし。宜しく特恩るべし。字通「特」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報