
なり」とあり、牡牛をいう。〔詩、魏風、伐檀〕「胡(なん)ぞ爾(なんぢ)の
に懸特(けんとく)
るを瞻(み)る」の〔伝〕に「獸三
なるを特と曰ふ」とあって、成獣をいう。人に及ぼして人の傑出した者をいい、〔詩、秦風、黄鳥〕に「百夫の特なり」の句がある。副詞として、ただ、ひとりのように用いるのは、独と通用の義である。
に云ふ、特牛、頭の大なる牛なり。俗語に古止比(ことひ)と云ふ 〔名義抄〕特 コトニ・タダ・マコト・ヒトシ・ヒトリ・タグヒ・オコナフ/特牛 コトヒ 〔字鏡集〕特 サカリナルウシ・タグヒ・ヒトシ・コトニ・コトヒウシ・ウシ・タダ・ヒトリ・ソコナフ・マコト
k、犢dokは声義近く、犢(とく)は子牛、その三歳なるを特という。獨(独)dokは匹のない牡獣で、単独・孤独の意がある。直di
k、徒da、但danはその声近く、たがいに通用して「ただ」の意に用いる。
特・軒特・堅特・懸特・孤特・殊特・秀特・峻特・絶特・超特・挺特・独特出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...