精選版 日本国語大辞典 「犬儒学派」の意味・読み・例文・類語 けんじゅ‐がくは【犬儒学派】 〘 名詞 〙 ( 「犬儒」は[ギリシア語] kynikos (「犬のような」の意)の訳語。古代ギリシアの哲学者シノペのディオゲネスがみすぼらしい身なりで町をさまよい歩き、樽(たる)を住居として「犬のような生活」を送ったことからいう ) 哲学の学派の一つでキュニコス派の異称。アテナイのアンティステネスを祖とし、認識より実行を重んじ、欲望をおさえ、慣習や文化から独立した自然の生活をすることが正しいとした学派。キニク学派。犬儒派。[初出の実例]「実行的方面を代表する者は所謂犬儒学派であらう」(出典:善の研究(1911)〈西田幾多郎〉三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「犬儒学派」の意味・わかりやすい解説 犬儒学派けんじゅがくは →キニコス学派 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
山川 世界史小辞典 改訂新版 「犬儒学派」の解説 犬儒学派(けんじゅがくは) ⇒キュニコス派 出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の犬儒学派の言及 【キュニコス学派】より …犬儒学派,皮肉派ともいう。ソクラテスの弟子アンティステネスの創唱した古代ギリシア哲学の一派。… ※「犬儒学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by