犬皮(読み)ケンピ

大辞林 第三版の解説

けんぴ【犬皮】

犬の皮。安い三味線の胴に張る。 「皮の性が悪いから-の三味線になつてな/滑稽本・浮世床 2

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

けん‐ぴ【犬皮】

〘名〙
① 犬の皮。なめしたものは安三味線の胴を張るのに用いられたが、猫の皮よりも下等とされていた。
※洒落本・娼妓絹籭(1791)三「樫桿(かしざほ)犬皮(ケンヒ)の見世三味線」
② 干菓子の名。小麦粉に卵、砂糖などをねりあわせてのばし、短く切って両面から焼いたもの。「松風」の一種で、土佐国(高知県)赤岡の名物。
※大乗院寺社雑事記‐寛正三年(1462)一〇月晦日「初献餠〈略〉二献麺〈略〉三献〈けん皮、ふ、いり唐布〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

出入国在留管理庁

政府が2019年4月に発足を予定している法務省の外局。18年12月の出入国管理法改正案成立に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対応するため、同省の内部部局である入国管理局を再編・格上げし、新設することが...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

犬皮の関連情報