犬養家旧宅(読み)いぬかいけきゆうたく

日本歴史地名大系 「犬養家旧宅」の解説

犬養家旧宅
いぬかいけきゆうたく

[現在地名]岡山市川入

山陽新幹線の南、足守(あしもり)川左岸近くにある。元首相犬養毅(木堂)の生家。主屋・土蔵の二棟からなり、国指定重要文化財。敷地は県指定史跡。犬飼(犬養)家は近世初頭以来この地に住み、代々川入(かわいり)村の庄屋を勤めた。四代目の源左衛門が正徳年間(一七一一―一六)に大庄屋に任じられたが、その頃建替えられたのが現在の建物であると思われる。七代目の仙左衛門が庭瀬藩士となり郡方米金奉行を勤めたことがあったが、その後も代々大庄屋を勤めた。なお明治以後、犬飼を犬養と改めた。主屋はこの地方の農家にみられる整形四間取であるが、玄関・座敷・上便所に庄屋としての格式をみることができる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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