状詞(読み)さまことば

精選版 日本国語大辞典 「状詞」の意味・読み・例文・類語

さま‐ことば【状詞】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 副詞のこと。鶴峯戊申(しげのぶ)の用語。
    1. [初出の実例]「形容言 用言ニツク サマコトバ」(出典:語学究理九品九格総括図式(1830))
  3. 形容詞のこと。
    1. [初出の実例]「うつくしなどのごとくもののありさまをあらはすことばをさまことばといふ」(出典:ことばのその(1885)〈近藤真琴〉はじめのまき)
  4. 形容詞、形容動詞のほか、動詞に「た」のついたものも含めていう。石川倉次の用語。
    1. [初出の実例]「『さまことば』わ ものごとのありさま・もちまへ・ぶんりょーなどをいうことばである」(出典:はなしことばのきそく(1901)〈石川倉次〉三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「状詞」の読み・字形・画数・意味

【状詞】じようし

訴状

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