デジタル大辞泉 「状」の意味・読み・例文・類語
じょう〔ジヤウ〕【状】
[名]1 実際のありさま。すがた・かたちや、なりゆき。「混乱の
2 手紙。書状。「貴兄よりの
[接尾]名詞に付いて、…のような形である、…に似たようすである、などの意を表す。「釣り鐘[類語]手紙・書簡・書信・書状・書面・紙面・信書・私信・私書・
[名]
[接尾]名詞に付いて、…のような形である、…に似たようすである、などの意を表す。「釣り鐘

に作り、爿(しよう)声。爿は版築に用いる板の形。〔説文〕十上に「犬の形なり」とするが、その用義例もなく、信じがたい。また〔
伝、
妄〕に「犬は動止多
、人の
を曉(さと)り、人の審(つまび)らかにし易き
なり」とするのも、臆測の言である。就・獻(献)・
がみな犬牲を用いることから考えると、
とは版築(はんちく)のとき、犬牲を用いることを意味するのであろう。版築の際に犬牲を供えて、その規模・状況を定めたものと思われ、現状や将来の予想を意味する語となる。〔左伝、僖二十八年〕「
を獻ぜよ」とは、状態の経過について報告を求めることをいう。工事の進
の状態より、ものの形状、人の状貌をいい、状を報ずる書を書状という。
カタドル・サカユ・カタチ 〔字鏡〕
ツイデ・カタドル・カタチ・カタドレリ・カザリ・サカユ
・爿・牆dziangは同声。墓や家
に犬牲を用いるを冢・家といい、京門に用いるを就という。
はおそらく城壁などの版築の際に用いるのであろう。
状・賀状・回状・劾状・姦状・奇状・儀状・窮状・行状・近状・具状・形状・景状・献状・言状・現状・功状・国状・罪状・惨状・事状・辞状・実状・赦状・書状・勝状・賞状・上状・常状・情状・千状・訴状・俗状・治状・牒状・陳状・白状・訃状・物状・文状・別状・褒状・亡状・貌状・無状・名状・容状・令状出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…古くは上書といい,漢代では章,奏,表,議などといった。魏・晋時代以後は啓といい,唐・宋時代では表,状,剳(さつ),書などともよばれた。内容は政治の得失を論じるのが多いが,儀式や謝恩や天変地異について述べる場合もある。…
※「状」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...