狩猟採集文化(読み)しゅりょうさいしゅうぶんか(その他表記)hunting and gathering culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「狩猟採集文化」の意味・わかりやすい解説

狩猟採集文化
しゅりょうさいしゅうぶんか
hunting and gathering culture

自然物の狩猟採集を生活基盤とした社会の文化。農耕の始まる新石器時代までの原始的な文化形態で,昆虫類の幼虫や植物の芽,芯,根茎などの採集には掘棒,石斧,石包丁などの道具を用い,ノネズミから野牛などの動物の狩猟には投槍器,弓矢,棍棒,吹き矢,ブーメランなどの道具が使用された。社会組織はおおむね単純で,バンドと呼ばれる家族単位の群団を形成して移動生活を営むものが多いが,オーストラリア先住民には複雑な機構の氏族組織もみられる。また神話や呪術など特徴ある文化をもつ。(→狩猟採集民)

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