コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

狩猟採集文化 しゅりょうさいしゅうぶんかhunting and gathering culture

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

狩猟採集文化
しゅりょうさいしゅうぶんか
hunting and gathering culture

自然物の狩猟採集を生活基盤とした社会の文化。農耕の始まる新石器時代までの原始的な文化形態で,昆虫類の幼虫や植物の芽,芯,根茎などの採集には掘棒石斧石包丁などの道具を用い,ノネズミから野牛などの動物の狩猟には投槍器,弓矢,棍棒吹き矢ブーメランなどの道具が使用された。社会組織はおおむね単純で,バンドと呼ばれる家族単位の群団を形成して移動生活を営むものが多いが,オーストラリア先住民には複雑な機構の氏族組織もみられる。また神話呪術など特徴ある文化をもつ。(→狩猟採集民

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

狩猟採集文化の関連キーワード旧石器時代中石器時代

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android