狩谷【えき】斎(読み)かりやえきさい

百科事典マイペディア 「狩谷【えき】斎」の意味・わかりやすい解説

狩谷【えき】斎【かりやえきさい】

江戸後期の考証学者。名は望之(もちゆき),通称は津軽屋三右衛門。江戸の下谷(したや)の書肆(しょし)に生まれ,津軽家御用商人狩谷家(津軽屋)に入婿。屋代弘賢・市野迷庵などに師事して和漢の学を修め,律令の学に志し,さかのぼって漢唐注疏の学を修めた。浅草に移った晩年は松崎慊堂(こうどう)・北静盧などと交流,書誌学や制度文物の研究に大きな足跡を残した。著書《箋注倭名類聚抄》《日本霊異記攷証》《本朝度量権衡攷(ほんちょうどりょうけんこうこう)》《古京遺文》など。全集9冊(1925年)がある。
→関連項目足代弘訓|清水浜臣

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