精選版 日本国語大辞典「入婿」の解説
いり‐むこ【入婿】
〘名〙
※史記抄(1477)一二「女家━入り婿のやうなぞ」
② (━する) 明治民法下で、戸主である女子と結婚してその家族の一員になること。また、その夫。
※犬喧嘩(1923)〈金子洋文〉一「母親の反対はあったが、忠さんはたうとうお清さんの家に入婿(イリムコ)した」
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…新郎の意もある。婚姻当事者が相互に婿であり嫁であるのだが,婿は〈家〉制度を背景として考えられ,家の存続を目的とした相続養子として,とくに娘婿養子(入婿)を意味することが多い。婚姻により娘の両親と娘の夫は,しゅうと・しゅうとめ(舅・姑)と親子関係をむすぶが,入婿は養親と婿養子としての親子関係であり,同じく娘の夫でありながら娘の両親との親疎,緊張関係は嫁入婚の場合と同じではない。…
※「入婿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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