狩野 亨吉(読み)カノウ コウキチ

20世紀日本人名事典の解説

狩野 亨吉
カノウ コウキチ

明治期の哲学者,思想家,教育家 京都帝国大学文科大学学長。



生年
慶応1年7月28日(1865年)

没年
昭和17(1942)年12月22日

出生地
出羽国大館(秋田県大館市)

学歴〔年〕
帝国大学(現・東京大学)理科大学数学科〔明治21年〕卒,帝国大学文科大学哲学科〔明治24年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔明治40年〕

経歴
四高、五高の教授を経て、明治31年一高校長、39年京都帝大文科大学教授・学長に就任。幸田露伴内藤湖南などの民間学者を招いたが、文部省と対立し、41年退官。のち明鑑社を開いて書画の鑑定を行った。また近世日本の自然科学思想史の開拓者として安藤昌益本多利明、志筑忠雄らの発掘、再評価でも知られる。皇太子時代の昭和天皇の学問所御用掛に推されたが、唯物論者であることを理由に辞退した。著書に「狩野亨吉遺文集」など。古書収集にも熱心で、それらは現在、東北大学に“狩野文庫”として残っている。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

367日誕生日大事典の解説

狩野 亨吉 (かのう こうきち)

生年月日:1865年7月28日
明治時代の哲学者;教育者。文学博士
1942年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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