狩野勝玉(読み)かのう しょうぎょく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野勝玉」の解説

狩野勝玉 かのう-しょうぎょく

1840-1891 明治時代の日本画家。
天保(てんぽう)11年2月生まれ。深川水場町狩野家の狩野貞信(梅春)の子。狩野雅信(ただのぶ)にまなぶ。維新後,内務省地理局雇となり,外国におくる屏風(びょうぶ)などを制作。またフェノロサの新日本画創造運動にもくわわり,狩野芳崖(ほうがい),橋本雅邦,木村立岳(りゅうがく)とともに勝川院門下の四天王とよばれた。明治24年1月16日死去。52歳。駿河(するが)(静岡県)出身。名は昭信。作品に「山水人物」「花鳥」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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