狩野忠信(読み)かのう ただのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「狩野忠信」の解説

狩野忠信 かのう-ただのぶ

1864-? 明治-大正時代の日本画家。
元治(げんじ)元年12月3日生まれ。狩野永悳(えいとく)に師事し,その養子となる。狩野友信,曾山幸彦,中丸精十郎西洋画をまなぶ。明治18年鑑画会に「達磨」「西王母」などを出品。また45年岡倉秋水らと狩野会を結成して狩野派再興につくす。日本美術協会会員。愛知県出身。本姓川合。号は檜亭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android