旺文社世界史事典 三訂版 「独墺同盟」の解説
独墺同盟
どくおうどうめい
Zweibund
ベルリン会議の結果,ロシアの反ドイツ的傾向が強まって1873年の三帝同盟が弱体化したのに対処して結ばれた。両国の一方がロシアから攻撃されたとき,両国は共同して戦い,他の強国に攻撃されたときは,好意的中立を守ることなどを約した。三国同盟とは別個に更新され,1918年まで続いた。
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「ドイツ=オーストリア同盟」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…1879‐1918年,ドイツとオーストリアの間に存続した対ロシア防御同盟。単に二国同盟Zweibundとも,また独墺同盟ともよばれる。1878年ベルリン会議以後,ドイツとロシアとの関係が悪化したので,ビスマルクはオーストリアとの結合を強め,79年10月7日,両国間の秘密軍事同盟がウィーンで調印された。…
※「独墺同盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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