狭小輿(読み)ささこし

精選版 日本国語大辞典 「狭小輿」の意味・読み・例文・類語

ささ‐こし【狭小輿】

〘名〙 京都貴船神社祭礼に振り歩く小さな神輿(みこし)江戸時代貴船神社の九月の祭に、一日から九日までの間、京都の子ども市中をかつぎまわった小型のもの。後奈良天皇の時、九月に小児疫病がはやったのを貴船の神のたたりとし、小さい神輿を造ってこれをしずめたことに始まるという。〔日次紀事(1685)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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