日本歴史地名大系 「狭長神社」の解説 狭長神社さながじんじや 島根県:飯石郡掛合町掛合村狭長神社[現在地名]掛合町掛合掛合の佐中(さなか)にあり、「出雲国風土記」に載る飯石郡狭長社にあたる。祭神は正哉吾勝勝速日天忍穂耳命で、配祀神に菅原道真を祀る(掛合町誌)。旧郷社。伝承によれば、かつては当地の西約一キロの一本木(いつぽんぎ)の高山にあったのを字天神山(てんじんやま)に移し、さらに佐中の地に移したという(掛合村誌)。祭礼は九月一九日で、御幸・獅子舞・流鏑馬を行っていた(雲陽誌)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by