狸藻科(読み)たぬきもか

精選版 日本国語大辞典 「狸藻科」の意味・読み・例文・類語

たぬきも‐か‥クヮ【狸藻科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の一科。四属一七〇余種知られ、世界中に生育する水草、または湿原に生える食虫植物。ふつう、総状か穂状花序で、時に単生する。花は両性左右相称、五数性。萼(がく)筒は二~五裂し、花冠は上下に二唇裂し、下唇は多少距(きょ)となる。雄しべは二個で花冠につき、葯室は一つ。子房は上位で一室。ふつう、多数の胚珠がある。果実蒴果。日本にはムシトリスミレタヌキモミミカキグサなどがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む