猪苗代[町](読み)いなわしろ

  • 猪苗代

百科事典マイペディアの解説

福島県北部,耶麻(やま)郡の町。北は吾妻山,東は安達太良(あだたら)山,大滝山,西は磐梯山の山地で,南の猪苗代湖岸は盆地で水田が開ける。磐越西(ばんえつさい)線,磐越自動車道が通じ,猪苗代,川桁(かわげた),翁島などに小市街が発達。米,トマト,インゲンを産する。北半部は磐梯朝日国立公園に属し,磐梯山南麓に猪苗代スキー場がある。三城潟(さんじょうがた)に野口英世の生家がある。東日本大震災で,町内において被害が発生。394.85km2。1万5805人(2010)。
→関連項目沼尻[温泉]

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世界大百科事典 第2版の解説

福島県北部,耶麻郡の町。人口1万8874(1995)。猪苗代湖北岸を占め,東は磐梯山,西は安達太良山,北は吾妻山系に囲まれ,裏磐梯の檜原湖などの水を集め猪苗代湖に注ぐ長瀬川下流の沖積地に耕地が開ける。中心の猪苗代は中世には猪苗代氏の亀ヶ城の城下町として発達した。亀ヶ城は近世若松城支城となり,若松城下から二本松,福島に至る街道の分岐点にもあたる要地であった。平たん地でも標高500mをこえるが農業は稲作が中心で,近年はトマトや,インゲン,花卉の栽培も盛ん。

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