猶予期間(読み)ゆうよきかん

精選版 日本国語大辞典 「猶予期間」の意味・読み・例文・類語

ゆうよ‐きかんイウヨ‥【猶予期間】

  1. 〘 名詞 〙 当事者その他の訴訟関係人の利益を保護するために、法律一定事項に関して一定の期間猶予を与えることを規定している場合、その期間をいう。たとえば、証人召喚の猶予期間など。中間期間
    1. [初出の実例]「召喚の猶予期間」(出典:刑事訴訟規則(1948)一編)

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世界大百科事典(旧版)内の猶予期間の言及

【期間】より

…年始3日間は,休日と解されるが,年末は官庁が休業している場合にも休日と解されない。【岡本 坦】
【訴訟法上の期間】
 訴訟法において,時間の経過としての期間は,行為期間と猶予期間(中間期間,不行為期間)に区別できる。前者の場合は,その期間内に訴訟行為をしないとその機会を失う(失権)などの不利益を受ける(後述する職務期間は別)のに対し,後者では,その期間内は訴訟行為をなしえず,これをしても効力を生じない。…

※「猶予期間」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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