玄英寺(読み)げんえいじ

日本歴史地名大系 「玄英寺」の解説

玄英寺
げんえいじ

[現在地名]貴志川町上野山

御茶屋御殿おちややごてん山の南麓に位置し、前田まえだ池の南東側にある。日正山と号し、天台宗本尊聖観音。元和九年(一六二三)和歌山藩国家老であった三浦長門守為春が、父正木左近大夫邦時(法号観斎雄芳玄英、諡号了法院日正居士)の追福のために一寺を建立了法りようほう寺と名付けたのに始まる。しかし了法寺は慶安三年(一六五〇)名草なくさ坂田さかた(現和歌山市)浄土じようど寺跡に移されることとなり、当寺は正木邦時の法号をとった玄英寺として寺基を継ぐこととなったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む