玄関付(読み)げんかんつき

精選版 日本国語大辞典 「玄関付」の意味・読み・例文・類語

げんかん‐つきゲンクヮン‥【玄関付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 家に玄関がついていること。また、その玄関の造りや構え。玄関構え。
    1. [初出の実例]「清(きよ)は玄関付きの家でなくっても至極満足の様子であったが」(出典坊っちゃん(1906)〈夏目漱石〉一一)
  3. げんかんばん(玄関番)
    1. [初出の実例]「それ共こんな天窓(あたま)故、玄関附に不釣合なら延るまで旅へ行くから」(出典:歌舞伎小袖曾我薊色縫十六夜清心)(1859)序幕)
  4. げんかんつき(玄関付)の洒落」の略。
    1. [初出の実例]「アバ公だといい洒落があるけれど、女郎の誠と、トいふ玄関付でアバ公の舌ア喰ウあれヱバア」(出典:滑稽本・八笑人(1820‐49)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む