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玉の緒の タマノオノ

デジタル大辞泉の解説

たまのお‐の〔たまのを‐〕【玉の緒の】

[枕]
玉を通す緒の意で、その長短から「長し」「短し」、乱れたり切れたりすることから「思ひ乱る」「絶ゆ」「継ぐ」、玉が並んでいるようすから「間(あひだ)もおかず」などにかかる。
「―長き春日を」〈・一九三六〉
「―絶えたる恋の繁きこのころ」〈・二三六六〉
魂(たま)の緒の意から、「現(うつ)し」「いのち」にかかる。
「―現し心や年月の行きかはるまで妹に逢はざらむ」〈・二七九二〉

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大辞林 第三版の解説

たまのおの【玉の緒の】

( 枕詞 )
比喩的に「長し」「短し」「絶ゆ」「乱る」「間も置かず」「継ぐ」「惜し」などにかかる。また「うつし心」(かかり方未詳)の例もある。 「 -長き春日を思ひ暮らさく/万葉集 1936」 「 -絶えじい妹と結びてしことは果たさず/万葉集 481」 「 -現し心や年月の行きかはるまで妹に逢はざらむ/万葉集 2792

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