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玉仏寺 ぎょくぶつじ

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世界の観光地名がわかる事典の解説

ぎょくぶつじ【玉仏寺】

中国の上海市にある、臨済宗の仏教寺院。その名称どおり、上海の宝とされる2体の玉仏(宝石をちりばめた仏像)を安置している。この寺は、精進料理でも有名。寺院の建立は清の光緒年間の1882年、開祖は浙江省普陀山の僧、慧根上人である。慧根上人は唐代の玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)に倣い、四川省、チベットを経て、ミャンマーに旅し、大小5体の玉仏を持ち帰った。この旅の帰路、上海に立ち寄った上人が上海民衆のために座仏・臥仏各1体を残したが、これを安置したのが玉仏寺の始まりといわれる。玉仏寺はその後、臨済宗の寺院となったことから、「玉仏禅寺」とも呼ばれるようになった。1911年の辛亥革命の際に大きな被害を受け、1929年に現在地に再建され、今日に至っている。伽藍(がらん)は典型的な宋の時代の宮殿様式で、天王殿、大宝殿、般若丈室があり、般若丈室の2階の玉仏楼に、玉仏の座像が安置されている。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

ぎょくふつじ【玉仏寺 Yù fó sì】

中国,上海市の代表的な寺院。安遠路にある。普陀山の慧根法師が1882年(光緒8)にビルマ(現ミャンマー)から持ち帰ったあでやかな碧玉の釈迦如来像を安置するのでその名がある。玉仏は2体で,涅槃像は臥仏堂に,座像は玉仏楼にあって,それぞれガラス張りの厨子に納められている。1918年に重建され,73年に修復された。市の中心部に近く,商店街や民家に囲まれているため,参拝者や観光客で終日にぎわいをみせており,華僑の信者も多い。

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