玉依比売命神社(読み)たまよりひめのみことじんじや

日本歴史地名大系 「玉依比売命神社」の解説

玉依比売命神社
たまよりひめのみことじんじや

[現在地名]長野市松代町東条

東条ひがしじよう天王てんのう山麓にある。玉依比売命・天照皇大神・建御名方命を祭神とし、素盞嗚命を相殿とする。

社伝では孝元天皇一六年の創建というが確証はない。「延喜式」神名帳に埴科五座の一で「玉依比売命神社」とみえる。玉依比売命は海神豊玉彦神の女と伝える(日本書紀)。「延喜式」神名帳の更級さらしな郡にも安曇連の祖綿見神の子宇都志日金拆命を祭神とする「斗売ヒカナトメ神社」のみえることから古代の埴科はにしな更級郡内に海神を祖神とする安曇氏の繁衍があったことをうかがわせる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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