玉声(読み)ぎょくせい

精選版 日本国語大辞典 「玉声」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐せい【玉声】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 玉どうしが触れあって出す音。
  3. ( 「玉」は美称 ) 美しい声。貴人の声。また、他人を敬って、その言葉詩句などをいう。
    1. [初出の実例]「既而金壺漏促。玉声詩成」(出典:本朝文粋(1060頃)八・消酒雪中天詩序〈藤原篤茂〉)
    2. [その他の文献]〔礼記‐玉藻〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉声」の読み・字形・画数・意味

【玉声】ぎよくせい

玉の音。

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