玉斗(読み)ギョクト

精選版 日本国語大辞典 「玉斗」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐と【玉斗】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 玉で作った酒びしゃく。
    1. [初出の実例]「玉斗范増に与ふ。范増、此を不取して打破て弃つ」(出典:今昔物語集(1120頃か)一〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐項羽本紀〕
  2. [ 2 ] 星座の名。北斗七星の美称。〔易林本節用集(1597)〕〔徐陵‐在北斉与宗室書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「玉斗」の読み・字形・画数・意味

【玉斗】ぎよくと

玉の酒。〔史記、項羽紀〕我、白璧一雙を持して、項王に獻ぜんと欲し、玉斗一雙、亞(あほ)(増)に與へんと欲す。

字通「玉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む