デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「玉舟宗璠」の解説 玉舟宗璠 ぎょくしゅう-そうばん 1600-1668 江戸時代前期の僧。慶長5年生まれ。山城(京都府)の人。臨済宗(りんざいしゅう)大徳寺の玉室宗珀(そうはく)の法をついで住持をつとめ,茶人片桐石州が寄進した同寺高林庵,大和慈光院の開山となる。茶の湯をたしなみ,一行書きの墨跡を多数のこす。寛文8年11月18日死去。69歳。俗姓は伊藤。諡号(しごう)は大徹明応禅師。著作に「春睡稿」「碧巌秘鈔」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例