コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

玉蘂 ぎょくずい

2件 の用語解説(玉蘂の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

玉蘂
ぎょくずい

九条道家の日記。 10冊。『光明峰寺殿記』『峰禅閤記』ともいわれる。この名称は曾祖父兼実の日記を『玉葉』というのに対し,その末節であることからつけたという。現存するのは承元3 (1209) ~4,建暦1 (11) ~2,承久2 (20) ~3,安貞2 (28) ,寛喜1 (29) ~4年で,当時の政界の動きや朝儀などの次第が詳細に述べられている。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

玉蘂
ぎょくずい

『光明峯寺禅閤記(こうみょうぶじぜんこうき)』ともいう。九条(くじょう)(藤原)道家(みちいえ)の日記。書名は道家の祖父兼実(かねざね)の日記『玉葉(ぎょくよう)』にちなむ。原本は伝わらず、1209年(承元3)から38年(暦仁1)までの断続的な記事が写本によって知られる。この間、道家は仲恭(ちゅうきょう)天皇の摂政(せっしょう)、後堀河(ごほりかわ)天皇の関白(かんぱく)、四条(しじょう)天皇の摂政を務め、また三男頼経(よりつね)が将軍となり、関東との交渉も密接であったが、記事の多くは儀礼に関するもので、詳細な記載にもかかわらず、政界の裏面の事情をうかがわせるものはほとんどない。刊本は今川文雄校訂により、思文閣出版から出されている。[田中博美]
『星野恒著『歴世記録考』(『史学叢説 第一集』1909・冨山房)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

玉蘂の関連キーワード九条道家九条道房鷹司家二条家藤原道家九条玉蕊藤原綸子《九条殿記》光明峰寺摂政

今日のキーワード

日本政策投資銀行

1999年に日本開発銀行と北海道東北開発公庫を統合し、発足した政府系総合政策金融機関。一般の金融機関が行なう金融などを補完・奨励し、長期資金の供給などを行ない、日本の経済社会政策に金融上で寄与していく...

続きを読む

コトバンク for iPhone