玉高(読み)ギョクダカ

精選版 日本国語大辞典 「玉高」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐だか【玉高】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 芸娼妓などをあげて遊ぶための料金の高。芸娼妓などの稼いだ高。玉代の高。
    1. [初出の実例]「稼ぎ次第に其の玉高の半分を自分の収得とする事が出来るので」(出典:夢の女(1903)〈永井荷風〉七)
  3. 取引所で売買の約定が成立した数量。
    1. [初出の実例]「塩瀬の店では一日の玉高(ギョクダカ)計算が終った」(出典:家(1910‐11)〈島崎藤村〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android