現在鵺(読み)げんざいぬえ

精選版 日本国語大辞典 「現在鵺」の意味・読み・例文・類語

げんざいぬえ【現在鵺】

  1. 謡曲。五番目物。金剛喜多流作者不詳。「平家物語」「源平盛衰記」による。(帝にたたりをなす)妖怪を退治せよとの勅命を受けて、源三位頼政が猪の隼太(はやた)を伴って夜のふけるのを待つ。やがて、頭は猿、尾は蛇、手足は虎の形をし、鵺(ぬえ)に似た鳴き声の妖怪が現われると、頼政はこれを矢で射落とす。別曲「鵺(ぬえ)」と同工異曲の作品。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「現在鵺」の解説

現在鵺
げんざいぬえ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
寛文7.4(江戸・坂東又九郎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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