琴の緒絶ゆ(読み)コトノオタユ

デジタル大辞泉の解説

琴(こと)の緒(お)絶(た)・ゆ

《中国の春秋時代、の名人伯牙(はくが)が、友人の鍾子期(しょうしき)が死んだとき、もはや自分の琴を理解する者がいないと言って琴の緒を絶ち、生涯琴を弾かなかったという「呂氏春秋」本味の故事から》親友・知己に死別するたとえ。琴の緒を断つ。
「―・えにし後より」〈横笛

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ことのおたゆ【琴の緒絶ゆ】

〔琴の名手伯牙はくがが、自分の琴を唯一解し得た友人の鍾子期しようしきの死に遭い、琴の弦を断って二度と琴を手にしなかったという「呂氏春秋本味」の故事から〕
親しい友人に死別すること。断琴。琴の緒を絶つ。 → 鍾子期

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

夏至

二十四節気の一つであるが,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) の四季の中央におかれた中気。夏至は太陰太陽暦の5月中 (5月の後半) のことで,太陽の黄経が 90°に達した日 (太陽暦の6月 ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android