日本歴史地名大系 「瑞仁寺」の解説 瑞仁寺ずいにんじ 愛知県:一宮市熊代村瑞仁寺[現在地名]一宮市千秋町加茂 寺廻光明山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。境内二千七八〇坪。創建不詳。初め法光(ほうこう)坊と号し天台宗で勝栗(かちぐり)村の削栗(けぐり)神社の社僧五坊の一坊であったが、嘉禎元年(一二三五)親鸞に帰依し、浄土真宗となった。「小治田之真清水」によれば、元亀元年(一五七〇)から天正八年(一五八〇)の石山合戦で、五坊は石山方へ加勢した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by